「妖艶金魚」って、最近よく名前を見かけるけど、どんなアーティストなんだろう?そう思って調べ始めたあなたは、もうこの音楽の沼に片足を突っ込んでいるかもしれません。
この記事では、2025年後半にリリースされた新曲「Don’t Be」や「BLACK (feat. MuKuRo) [Remix]」といった最新情報はもちろん、2020年のデビューから現在に至るまでの全リリースを時系列で一挙に紹介します。さらに、楽曲ごとの特徴や、TikTokでバズった理由まで徹底解説。この1記事を読めば、「妖艶金魚」のすべてがわかるようにまとめました。名前のインパクトだけで終わらない、その音楽的世界観をじっくりとご覧ください。
妖艶金魚の正体と音楽テーマ
妖艶金魚(ようえんきんぎょ)は、Nina Wanli(DJ/アーティスト)とRiH/RIRI(ダンサー)の2名からなる音楽ユニットです。ユニット名の読み方は「ようえんきんぎょ」で、一説には「音を金魚のように気持ちよさそうに泳がせたい」という思いから名付けられたとも言われていますが、メンバー自身は「特に深い意味はない」と軽やかに語っているのも、彼女たちのキャラクターを表しているかもしれません。
彼女たちの音楽を語る上で欠かせないのが、「男に媚びを売らない強い女性」という一貫したテーマです。デビュー当初から、歌詞の世界観には「クズな男」への辛辣な視線や、自分自身の人生を力強く生きる女性像が描かれてきました。このメッセージ性が、同世代の女性たちを中心に、ストレートな共感を呼んでいます。
2020年デビューからの全作品リリース年表
ここからは、妖艶金魚の歩みを作品ごとに振り返っていきます。2020年のデビューから現在まで、どのように音楽性を変化させてきたのか、年表形式でチェックしてみましょう。
インディーズ時代の幕開け(2020-2022年)
彼女たちのキャリアは、2020年12月にリリースされた1stシングル「BLACK」から始まりました。この曲はMVも公開され、リリースから約2年半後の2023年4月には、Spotify国内バイラルチャートで堂々の1位を獲得(TuneCore Japan、2023年5月)。リリースから時間が経ってからのロングヒットは、まさに「届くべき人にじわじわと届いた」証拠と言えるでしょう。
デビューからわずか1ヶ月後の2021年1月には、なんとm-floの☆Taku Takahashiプロデュースによる「Shikisai」をリリース。初アルバム『Echoes & Horizons』に収録されたこの楽曲は、当時の彼女たちのポテンシャルの高さを世に知らしめるきっかけとなりました。
さらに2022年に入ると、「FRIDAY OF NIPPON」(1月)、「SATURDAY OF NIPPON」(3月)と、それぞれ5曲入りのEPを2ヶ月連続でリリース。この2作品で、彼女たちの音楽の幅広さと、ハイペースな制作力を印象付けました。
ブレイクを加速させた2024年
2024年は、妖艶金魚にとって大きな転機の年となりました。
3月22日にリリースされた「Gasoline」は、90年代のヒップホップを思わせる重く不穏なトラックが特徴的。この楽曲はTikTokを中心に拡散され、多くのユーザーが動画で使用したことで、一気に知名度を上げました(Spincoaster、2024年3月)。MVも90年代テイストの映像表現で統一されており、視覚的な懐かしさと新しさが話題を呼びました。
そして8月7日、ついにユニバーサルミュージックからのメジャーリリース「Not Drunk」を発表(Spincoaster、2024年8月)。00年代のHIPHOP/R&Bサウンドに乗せて、女性の本音をストレートに綴ったこの曲は、タイトル通り「酔ってない」、つまり「ごまかさない」という彼女たちの姿勢を象徴する1曲です。
11月20日には「Negotiation」をリリース。キャッチーな「Money Money Money」というフレーズが耳に残るこの曲は、MVでメンバーがOL姿を披露したことも話題になりました(Spincoaster、2024年11月)。監督のKai Yoshiharaが手がけた映像は、ビジネスシーンとアーティスト性を融合させた斬新な作品で、音楽ファンだけでなく映像ファンからも注目を集めました。
2025年:さらなる進化とコラボレーション
2025年に入り、妖艶金魚はさらに活動の幅を広げています。
6月26日には、NAGMATICとS’ALL GOODMANという2組のアーティストとのコラボレーション曲「Classy」を配信リリースしました。DLiP RECORDSからのリリースで、「VS」というビート集コンセプトのもと、互いのスタイルをぶつけ合うような化学反応が生まれています(TuneCore Japan、2025年6月)。
そして、8月27日にはユニバーサルミュージックから新曲「Don’t Be」が配信されました(OTOTOY、2025年8月)。この楽曲では、なんとジャマイカ在住のレゲエプロデューサーであるGacha Medzがプロデュースを担当。これまでのヒップホップ/R&B路線から一歩踏み出し、90’sロックサウンドにも挑戦した意欲作となっています。彼女たちの音楽の引き出しの多さを感じさせる1曲です。
さらに、2025年12月5日には、あの大ヒット曲「BLACK」が新たな姿で蘇りました。「BLACK (feat. MuKuRo) [Remix]」が配信リリースされ、トラックメイカーのUiLLoUが新たにアレンジを施し、ラッパーのMuKuRoが客演で参加。原曲が持つダークな魅力を保ちながら、エレクトロポップの要素が加わることで、まったく新しい「BLACK」に生まれ変わっています(TuneCore Japan、2025年12月)。
なぜ「妖艶金魚」はここまで注目されているのか
ここまで作品を並べてみると、その進化の速度と質の高さに驚かされます。では、なぜ彼女たちはここまで多くの人の心を掴んで離さないのでしょうか。
SNSとバイラルが生んだリアルな共感
先述の通り、「BLACK」がSpotifyバイラルチャート1位を獲得したことは大きなターニングポイントでした。また、TikTokでは「Gasoline」を使用した動画が100万回以上の再生を記録するなど(TuneCore Japan、2023年5月)、SNS上でのエンゲージメントが非常に高いのも特徴です。
SNS上でのファンの声を見てみると、「夜の雰囲気にピッタリ」「艶っぽい歌声にやられた」といった音楽性そのものへの評価に加え、メンバーの一人であるNina WanliがNIKEやDIESELのモデルも務めるほどのファッションセンスを持っていることへの言及も多く見られます。音楽とファッション、そしてパフォーマンス。すべてが高いクオリティで融合しているからこそ、視覚的にも訴求力が高いのです。
ライブパフォーマンスの評価
また、定期的に開催されるクラブイベントやリリースパーティーでのパフォーマンスも高く評価されています。単なる「聴く」だけでなく、「見る」ことで価値が増すアーティストであるという点も、彼女たちの強みと言えるでしょう。
2026年以降の活動に期待すること
現在、妖艶金魚は「BLACK (feat. MuKuRo) [Remix]」のリリース直後というタイミングです。このリミックスは原曲のファンにとっても新鮮な驚きがあり、新たなリスナー層の獲得にもつながったと見られます。
今後は、今回のコラボレーションで見せたエレクトロポップやロックの要素をさらに深掘りした新曲なのか、それとも再びストリート感のあるヒップホップに回帰するのか。その音楽性の振れ幅の広さこそが、彼女たちの最大の武器です。
次なる新作の情報がいつ発表されてもおかしくないタイミングですので、公式SNSや各種配信サービスをフォローして、最新情報を逃さないようにしてください。

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