「金魚って英語で何て言うの?」——こう聞かれて、すぐに“goldfish”と答えられる人は多いですよね。でも実は、金魚の英語表現はそれだけではありません。和金や琉金、らんちゅうなど、品種ごとに異なる英語名があったり、「金魚すくい」や「金魚のフン」といった関連表現も日本語とはまったく違う言い方をしたりします。
この記事では、基本の“goldfish”はもちろん、品種別の英語名称や会話で役立つフレーズ、さらには日本語の「金魚のフン」を英語でどう表現するかまで、徹底的に解説していきます。この1記事で、金魚に関する英語表現はすべて網羅できる——そんな完全マスター版としてお届けします。
goldfishってどんな単語?基本の意味と発音・複数形
まずはおさらいです。「金魚」の英語は、間違いなく“goldfish”です。gold(金)+fish(魚)という、とてもわかりやすい造語ですね。
発音は、アメリカ英語で「ゴウルドフィッシュ」(/ˈɡoʊldfɪʃ/)、イギリス英語では「ゴールドフィッシュ」(/ˈɡəʊldfɪʃ/)と発音します。日本語の「キンギョ」とはかなり響きが違うので、英会話で使うときは“gold”の“l”の音を意識するとネイティブに伝わりやすくなります。
そして、これが意外とつまずきポイントでもあるんですが、“goldfish”の複数形は“goldfish”のままです。“fishes”と間違えやすいですが、基本的には単数形・複数形同形だと覚えておきましょう。Cambridge Dictionary(2024年)でも、複数形は“goldfish”と明記されています。ただし、まれに品種の多様性を強調するときに“goldfishes”が使われることもありますが、日常会話ではまず“goldfish”で通じます。
金魚の品種別英語名称を一覧でチェック!
ここからが本記事の独自ポイントです。金魚と一口に言っても、実にさまざまな品種があります。それぞれに英語での呼び方があり、日本の金魚ファンや海外のアクアリウム愛好家とのコミュニケーションで役立ちます。
立命館大学アート・リサーチセンター(2017年)の資料なども参考にしながら、主要な品種の日本語名と英語表現をまとめました。
| 日本語名称 | 英語表現 | 特徴(日本語) | 特徴(英語での説明例) |
|---|---|---|---|
| 金魚(総称) | Goldfish | フナの変種、観賞魚 | A domesticated carp, kept as a pet. |
| 和金 | Wakin | フナに近い体型、尾びれが三つ又または四つ又 | Slim body, similar to a crucian carp. |
| 琉金 | Ryukin | 体が短く丸く、背びれが高い | Short, round body with a hump behind the head. |
| 蘭鋳 / らんちゅう | Ranchu | 背びれがなく、頭部に肉瘤(こぶ)が発達する | No dorsal fin, develops a characteristic hood (wen) on the head. |
| 出目金 | Telescope Goldfish | 目が突出している | Eyes protrude outwards like telescopes. |
| 丹頂 | Redcap Oranda | 頭頂部が赤い肉瘤で覆われている | Has a red “cap” (wen) on the top of its head. |
英語の解説部分は、Kimini英会話(2024年)の情報をもとにしています。和金や琉金のように、日本語名がそのまま英語でも通用する品種もあれば、出目金のように見た目を表現した名前(Telescope Goldfish)になっているものもあります。海外のアクアリウムショップで金魚を購入するときや、SNSで海外の金魚ファンと交流するときには、この表がきっと役立つはずです。
金魚すくい・金魚鉢…「金魚」がつく関連表現もまとめて習得
「金魚」に関する英語表現は、単語自体だけではありません。「金魚すくい」「金魚鉢」など、日常生活で使う関連語も押さえておくと便利です。
Kimini英会話(2024年)の情報をもとに、主な関連表現をリストアップしました。
- 金魚すくい:goldfish scooping
日本の夏祭りの風物詩である金魚すくいは、英語で“goldfish scooping”と表現します。“scoop”には「すくう」という意味があり、紙のポイ(poi)を使って金魚をすくうゲームであることを説明するときには、“using a paper scoop”と付け加えるとより伝わります。 - 金魚鉢:goldfish bowl
そのまま直訳ですね。丸いガラス製の金魚鉢は“goldfish bowl”で通じます。 - 金魚売り:goldfish vendor
祭りなどで金魚を売っている人のことです。 - 金魚のフン:clingy person(直訳は通じない!)
ここが大きなポイントです。日本語で「あの人は金魚のフンみたいにどこまでもついてくる」と言いたいとき、英語で“like goldfish poop”と言ってもまったく伝わりません。英語では「人にべったりする・しつこくつきまとう人」のことを“clingy person”と言います。“clingy”は「くっつきたがる」という意味の形容詞です。日本語の「金魚のフン」は文化に根ざした表現なので、直訳せずに意味を伝える英語表現を使いましょう。
「金魚」を英語で話すときの3つの落とし穴
ここまで様々な表現を紹介してきましたが、最後に、日本人が「金魚」の英語でよく間違えやすいポイントを3つまとめておきます。
1. 複数形で“goldfishes”としない
先述した通り、複数形は“goldfish”です。10匹いたとしても“goldfish”のまま。“fishes”は魚の種類を指すときに使う単語なので、金魚の数だけを言うときには使いません。
2. 「金魚のフン」を直訳しない
これも先ほど触れましたが、非常に間違えやすいポイントです。日本語の慣用句は英語にそのまま置き換えられないという好例ですね。
3. 「金魚すくい」は海外では通じないゲームとして説明する
“goldfish scooping”という英語はあっても、海外では夏祭りの風物詩としての金魚すくいは一般的ではありません。「ポイという紙の網で金魚をすくう日本の伝統的なゲームだ」と、ひとこと説明を添えてあげると、相手にイメージが伝わりやすくなります。
金魚の英語表現は、一言で“goldfish”と言って終わるにはもったいないほど、奥が深いことがわかりました。品種ごとの名称を覚えておけば、海外のアクアリウムファンとも会話が広がりますし、関連表現を知っておけば、日本の文化を英語で説明するときにも役立ちます。
この記事で紹介した品種別一覧表や関連表現は、ほかのサイトではなかなかここまでまとめて紹介されていない独自の情報です。ぜひブックマークして、金魚について英語で話したり書いたりするときに活用してみてください。

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